2016-03-31 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
特に日本海で、トド、アザラシ等がいわゆる網を食いちぎる、あるいは網を食いちぎるどころか捕れたものを食べてしまうということで、漁師さんの精神衛生まで破壊するような大変な被害が及んでまいりました。私のみならず、自民、公明、共産、各会派の委員が質問をさせていただきましたけれども、最近の日本海における海獣の被害状況と対策について確認をさせていただきたいと思います。
特に日本海で、トド、アザラシ等がいわゆる網を食いちぎる、あるいは網を食いちぎるどころか捕れたものを食べてしまうということで、漁師さんの精神衛生まで破壊するような大変な被害が及んでまいりました。私のみならず、自民、公明、共産、各会派の委員が質問をさせていただきましたけれども、最近の日本海における海獣の被害状況と対策について確認をさせていただきたいと思います。
まず先に有害鳥獣対策についてお尋ねしますが、もう御案内のとおり、農山村、中山間地域は人口の減少と高齢化で、イノシシ、シカ、海岸にはアザラシ等の激増、そして農林水産業の被害が拡大する一方です。農業者の営農意欲が減退しますし、耕作放棄地が拡大しますし、農林水産業の荒廃を招いている、こうした悪循環に陥っているわけであります。 また、人間の居住地域にクマやイノシシ等の侵入も頻発しております。
○冨岡政府参考人 お尋ねのアザラシ等の海生哺乳類につきましては、平成十四年の鳥獣保護法の改正によりまして対象となりました。現在、ゼニガタアザラシを含む七種類の海生哺乳類が鳥獣保護法の適用となっているものでございます。
当面、差し当たっては、対象とするアザラシ等の生息調査等にもかからなきゃならないというふうに思っておりますし、トドに関しましてもどこまでつかめるか、なかなか、実態を把握している漁民がどこまで協力してくださるかという点について、問題はたくさん、課題はたくさんありますが、そういう方向で調査というか調べる方向に行きたいというふうに思っております。
六 ペンギン、アザラシ等から、重金属、有機塩素系化合物などの有害な物質が検出されていること等にかんがみ、南極を含む地球環境保全対策に努めること。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ御賛同いただきますようお願いいたします。
○政府委員(澤村宏君) ただいまのペンギンやアザラシ等への有害な干渉ということが議定書の中にもあるわけでございますが、それが環境への著しい悪影響を生じ、または生じるおそれがある場合には、活動の中止等が命じられ、これに従わない場合には罰則が適用されますので、有害な干渉を禁止するための罰則による実効性は確保されているものと考えております。